両親の離婚が子どもに与える心理的影響

離婚することが子どもに悪い影響を与える、という理解を大人がすることは一面的すぎると思います。両親の不和が目に見えるような場合(家に戻らない、暴力など)に限らず、目に見えないような不和であっても、子どもはかなり敏感に両親の不安を感じ取るものです。

仲の悪い両親の間で悩む子どももかわいそうであり、むしろ離婚して子ども引き取って、安定した環境を与える方が子どものためと考える親もいますし、その通りといえる場合もあります。

しかし、子どもによっては、両親の離婚によって傷つく子もいますし、逆に相対的にかなり冷静に両親の離婚を考える力のある子もいます。

子どもの性格や成長度・大人度により、あるいは子どもも置かれた環境(子どもなりに孤独であるのか、相談する相手がいるのか、打ち込める好きな対象があるのか)などによって異なるのではないかと思います。

したがって、子どもにいつ両親の離婚のことを話すかは、ケース・バイ・ケースであり、子どもの性格や成長度に応じて親が判断するしかありません。

ただ、離婚は大人である夫婦にとっても大変エネルギーを要する大事であり、なかには子どものことに注意を払うゆとりがない場合もあるかもしれません。

子どもの年齢によっては、両親の離婚、あるいは両親が離婚でエネルギーを使い果たしていることに寂しさを感じて、自分では処理できない場合もあるようです。