探偵の日常

探偵の日常というのは、よく小説やテレビドラマで描かれるような格好のよいものではありません。

劇的な出来事に遭遇したり、美女との危険なアバンチュールが起こったりする可能性がまったくないとは言いませんが、現実は、地味で根気のいる作業を積み重ねていることがほとんどです。

探偵の1日には、サラリーマンのように、決まった時間に決められたことをしなければならないという約束事もありません。ただ、現場に行って張り込み、尾行などをする必要がない限り、朝、事務所に出勤し、メールをチェックするようなところは同じかもしれません。

その後、調査報告書の作成とチェック、依頼人との連絡、電話相談やメール相談の対応、事務所に訪れた依頼人との面談など、あれこれ事務所での仕事をこなしているうちに、気がつけば夕方になっています。

探偵にとって現場での調査が大事であることはいうまでもありませんが、同様に、事務所での仕事もとても大事なのです。なかでも調査の場景が目に浮かぶような、しっかりとした調査報告書を作成すること。これなくして、探偵社の経営的成功はありません。

よい調査報告書は信頼につながり、評判となり、新たな依頼人を引き寄せる重要な商品となるため、かなりの時間を費やして作成します。そうやって調査報告書の精度を少しでも上げるようにしています。