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法律違反の利息で借りているが…

「貸金業者から年利30%の高金利で100万円の借金をしています。友人に話したところ、その利息は高金利で法律違反だと言われました。こうした法律違反の高利での貸付では、貸付金や貸金業者の罰則はどのようになるのですか?」

∇利息制限法違反の利息だとどうなるか 

まず、借入れの元本が100万円ですので、利息制限法の上限金利は15%です。したがって年利30%の金利は利息制限法違反として、制限金利以上の部分は無効とされ、超過部分の支払い分はまず元本に充当されます。

そして、元本に充当された結果、元本が完済となっていれば、その超過分は過払い金として貸金業者に返還請求ができます。

∇出資法違反の利息だとどうなるか 

年利30%の金利は出資法が貸金業者の刑罰金利を超えていることから、出資法違反として刑事罰の対象ともなります。刑罰は、5年以下の懲役もしくは1000万円(法人3000万円)以下の罰金、またはこれらが併科されます。

ただし、平成18年12月20日に交付された改正法では、貸金業者の刑罰金利の29.1%が20%に引き下げられました。

このように、年利30%の利息は利息制限法および出資法にも違反しますので、利息制限法違反の超過部分については、元本に充当するように貸金業者に主張し、出資法違反については警察や検察長に相談・告訴するという強い態度で対処してください。